市場法改正について思うこと①。得意と苦手。
青果仲卸の私が思うこと。
今までは、
生産者(農協)
↓
市場(卸)
↓
市場(仲卸)
↓
小売(消費者)
みたいな流れじゃないとだめだよ。って法律だった。
それが、間を飛ばして、直接取引OKっことになった。
6月21日から。
以前も一部あったけど、それが完全OKになった。
インターネットの産直販売とかやってるし、
時代の流れだよね。
で、どう変わるのか?
すぐには変わらない。
得意なこと、苦手なことがそれぞれあって、
克服しないといけない課題がある。
生産者
得意
作ること。
苦手
品目数、シーズンが限られること。
卸
得意
多くの数を集めること。
苦手
細かい数での納品。
仲卸
得意
細かい、指定された数での納品。
苦手
大量に集めること。
小売
得意
売り場を持ってる。
苦手
冷蔵庫がないため保管できない。
作った野菜全部買ってほしい生産者と、
売れる数だけほしい小売。
それを結びつけてるのが、卸と仲卸って構造だった。